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JSFiddle
React でのハッキングを始めるにあたり、一番簡単なものとして次の JSFiddle で動いている Hello World の例を取り上げます。
スターターキット
始めるためにスターターキットをダウンロードしましょう。
スターターキットのルートディレクトリに helloworld.html
を作り、次のように書いてみましょう。
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<meta charset="UTF-8" />
<title>Hello React!</title>
<script src="build/react.js"></script>
<script src="https://cdnjs.cloudflare.com/ajax/libs/babel-core/5.8.23/browser.min.js"></script>
</head>
<body>
<div id="example"></div>
<script type="text/babel">
ReactDOM.render(
<h1>Hello, world!</h1>,
document.getElementById('example')
);
</script>
</body>
</html>
JavaScript の中に書かれた XML シンタックスは JSX と呼ばれるものです(JSX の詳しいことについては JSX syntax を読んでください)。ここでは JSX から vanilla JavaScript への変換をブラウザ内で行わせるため、先程のコードには <script type="text/jsx">
と書いており、加えて JSXTransformer.js
を読み込ませています。
ファイルの分割
React の JSX コードは別ファイルに分離することができます。 次のような src/helloworld.js
を作ってみましょう。
ReactDOM.render(
<h1>Hello, world!</h1>,
document.getElementById('example')
);
それが終わったら、helloworld.js
への参照を helloworld.html
に書き込みましょう。
<script type="text/babel" src="src/helloworld.js"></script>
オフラインでの変換
まずはコマンドラインツールをインストールしましょう(npm が必要です)。
npm install -g react-tools
インストールが終わったら、先程書いた src/helloworld.js
ファイルを生の JavaScript に変換してみましょう。
jsx --watch src/ build/
すると、src/helloword.js
に変更を加えるごとに build/helloworld.js
が自動で生成されるようになります。
ReactDOM.render(
React.createElement('h1', null, 'Hello, world!'),
document.getElementById('example')
);
最後に HTML ファイルを以下のように書き換えましょう。
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<meta charset="UTF-8" />
<title>Hello React!</title>
<script src="build/react.js"></script>
<!-- Babel は必要ありません! -->
</head>
<body>
<div id="example"></div>
<script src="build/helloworld.js"></script>
</body>
</html>
CommonJS を使うには
React を browserify や webpack、または CommonJS 準拠の他のモジュールシステムと一緒に使いたい場合、 react
npm package を使ってみてください。また、jsx
ビルドツールをパッケージングシステム(CommonJS に限らず)に導入することも非常に簡単です。
次にすること
チュートリアル や、スターターキットの examples
ディレクトリに入っている他の例を読んでみてください。
また、ワークフロー、UIコンポーネント、ルーティング、データマネジメントなどの方面で貢献しているコミュニティの wiki もあります。
幸運を祈ります!React へようこそ!